宅建

宅建スケジュールは?!

独学勉強して試験合格できるの?

合格者おすすめ勉強法は?!

今年の夏は猛暑ですね!

この時期
宅建合格を目指して
頑張っている方も
多いかと思われます。

そこで今回は
独学で勉強して
試験に合格できるのか??
について
お話していきたいと思います!

私自身は
学歴がないに等しいですが
独学で一発合格しているので
記事を読んで
参考にして頂けたら嬉しいです!!

宅建とは?

不動産カード

宅建宅建士という言葉は
耳にしたことはありませんか?

宅建の正式名称は
「宅地建物取引士」で
毎年約20万人が
受験する大人気の国家資格です。

「宅地建物取引士」は
不動産取引の専門家
宅建試験に
合格しなければなりません。

要するに
宅建士になるための試験が
宅建試験なのです。

宅建試験に合格して
宅建士になると
不動産の
売買や賃貸の専門知識を
お客様に対して
説明することができます。

宅建のスケジュールは?

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宅建試験は
毎年1回のみで
10月の第3日曜日に
実施されます。
(※2018年は10月21日予定)

ただし
申し込み期間は
7月の1ヶ月間のみ
なっているので
注意が必要です。

大まかなスケジュール
以下となっています。

6月 実施告知
(2018年度は6月1日に告知)

7月 申し込み開始
(インターネット・郵送のどちらか)

8月 試験会場通知の送付
(試験会場の地図も記載)

10月上旬 受験票の送付
(試験当日に必ず持参)

10月中旬 宅建試験
(主に第三日曜日)

12月 合格発表
(公式ホームページで閲覧可能)

宅建試験はどんな内容?

受験資格は必要?

宅建試験に
受験制限はありません。

経験・学歴・年齢・性別などの制限はなく
誰でも受験できます。

実際に私も
学歴はないに等しく
不動産経験も
全くありませんでした。

そのため
世代問わず
人気の資格となっています!

ちなみに
合格者の最高齢は90歳
最年少は12歳だそうです!

宅地建物取引士の試験の内容は?

ノート

宅建士試験の
試験時間は2時間です。

試験内容は
解答方式のマークシートで
四肢択一方式により行われ
全50問となっています。
(宅建業に従事していて
登録講習修了者は5問免除)

マークシートの
4択問題なので
記述式に比べると
試験勉強も
取り組みやすいでしょう。

試験科目は?

試験科目は4つになっていて
それぞれをご紹介していきます。

宅建業法

問題数:20問

問題番号:第26問~第45問

宅建業法とは?
宅建業法とは
不動産業者が
不正な取引をしないよう定めたもので
不動産購入者などの利益を
保護するための法律です。

この法律がないと
一般の人が不動産の購入などで
不動産業者に
仲介をお願いするときに
業者の言いなりになってしまい
トラブルのもとになってしまいます。

ですので
宅建業法とは
一般の人を保護するために作られた
不動産業者に対する
ルールのようなイメージですね。

権利関係(民法)

問題数:14問

問題番号:第1問~第14問

権利関係とは?
権利関係とは
民法・借地借家法
・区分所有法・不動産登記法の
4つに分けられます。

宅建業法が
不動産業者向けに作られた
法律だとしたら
民法などは
それ以前から
元からあった法律という
イメージですね。

問題の割合が
民法が10問
借地借家法が2問
区分所有法&不動産登記法が
1問ずつ出題されるので
権利関係の中では
民法が重要になってきます。

法令上の制限

問題数:8問

問題番号:第15問~第22問

法令上の制限とは?

法令上の制限とは
分かりやすく言うと
「土地の利用」に関する
法律上の制限です。

土地を購入すると
造成して建物を建築するのが
一般的な流れになります。

土地に対して
購入造成建築
それぞれに法律があります。

この法律を
法令上の制限といいます。

税金関係・その他

問題数:8問

■税金関係

問題番号:第23問~第25問

■その他

問題番号:第46問~第50問

(第46問~第50問は
宅建業に従事していて
登録講習修了者は免除)

税金関係・その他とは?

税金関係・その他は
名前の通り
税金関係や不動産に関する
その他の問題になります。

税金関係は
「固定資産税」「不動産取得税」
「所得税」「印紙税」「登録免許税」
「贈与税」など広い範囲からの
2問程度の出題になります。

その他に関しては
「住宅金融支援機構」
「不当景品類及び不当表示防止法」
など毎年出題されるものから
勉強していきましょう。

そして
その他に関しては
宅建業に従事していて
登録講習修了者は免除されます。

宅建の合格率は?

合格

意外と知られていないのが
宅建の合格率ではないでしょうか。

「宅建なんて簡単に取れる」

なんて言葉も耳にしますが
実際の合格率を見ていきましょう!

下記は
平成20年~平成29年までの合格率です。

表

宅建の試験では
毎年の受験者数に応じて
合格点数が変化します。

しかし
合格点数は変わるのですが
合格率は約15%にとどまっています。

これは
受験者数に応じて
合格点が決まる
〝相対評価方式〟
採用しているからです。

とはいえ
試験のために
勉強してきた受験生の中で
6~7人の中の一人に
入らなければならないので
難関試験と
いえるのではないでしょうか。

宅建の勉強時間はどのくらい必要なの?

時計

資格試験を勉強する場合に
一番気になるのが
勉強時間なのではないでしょうか。

正直
合格するための勉強時間には
個人差があるように感じます。

一か月で合格した人や
一年間ずっと勉強して
合格した方など
人それぞれです。

しかし
一般的な
勉強機関の目安として
3ヶ月~半年
200時間~300時間程度と
言われています。

もちろん
スクールや
通信講座などを受けるか
独学で勉強するかなどの
条件もありますが
目安として300時間
考えておいても
よいのではないでしょうか。

独学で勉強して試験に合格できるのか?

独学で勉強して
宅建試験に合格することは
可能です。

私自身は
不動産経験は
全くなかったですが
独学で勉強して
初試験で合格しています。

そこで
独学で勉強した場合と
スクールに通った場合での
メリットデメリット
調べてみましたので
ご紹介していきます。

独学のメリットとデメリットは?

勉強

宅建の勉強をする際に
独学かスクールに通うべきか
悩むと思います。

特に
社会人になると
時間に限りが出てきたりもするので
迷うかもしれません。

そこで
独学で勉強する場合と
スクールで勉強する場合での
メリットとデメリットを
調査してみました!

独学のメリットは?

まずは
独学で勉強した場合の
メリットのご紹介です!

空いた時間に勉強できる

スクールに通うとなると
決まった時間に
スクールに通わなければいけません。

しかし
独学の場合
早起きして
勉強しても良いですし
夜中でも
自分の空いた時間に
勉強できます。

独学ならば
勉強のスケジュールが
自由に
組み立てやすいでしょう。
お金があまりかからない

スクールに通うということは
費用が掛かります。

先生に教えてもらうので
当然といえば当然ですが
独学ならば
費用を最小限に
抑えることができるのです。

独学のデメリットは?

続いては
宅建を独学で勉強する場合の
デメリットについてご紹介します。

勉強方法がわからない

宅建合格を
いざ目指してみたものの
どんなふうに勉強すれば
効率よく合格を目指せるのか?
いまいちわからないですよね。

参考書や過去問を購入しても
読むだけでは
勉強になっているか
不安になるかもしれません。

独学の場合
勉強方法の組み立て
一番の課題になるでしょう。

やる気が保てない

学生さんなら
受験勉強で経験が
あるかもしれませんが
〝やる気を保つこと〟
難しいですよね…

独学で勉強し始めたのはいいけど

「日に日に勉強量が落ちていく」

なんて経験はありませんか?

独学は
自分に厳しくしなければ
いけないので
遊びたい気持ちなど
抑制しなければいけないので
大変ですね。

スクールに通うメリットとデメリットは?

教室

スクールに通学して
宅建を目指す人も多いかと思います。

そこで
スクールに通う
メリットデメリットについて
考えてみました。

スクールのメリットは?

スクールに通うことで
本気で合格
目指せるかもしれません。

スクールに通う
メリットについてです。

プロの先生が勉強を教えてくれる

スクールに通うメリットといえば
宅建試験の受験生を
何人も教えてきたプロの先生が
勉強を教えてくれることです。

生徒を
宅建試験に合格させるために
日々対策を
考えているわけですから
試験勉強も
効率よく教えてくれるでしょう。

試験対策を考えてくれる

何の試験でもそうですが
勉強範囲が広い中で
一番苦労するのが
試験対策です。

がむしゃらに勉強するだけでも
もちろん意味はあるのですが
試験対策を考えて
勉強範囲を絞ったり
特に勉強して覚えるところを
考えなければなりません。

スクールに通えば
試験対策を自分でする必要はなく
先生が考えてくれるメリットがあります。

スクールのデメリットは?

続いては
スクールに通う
デメリットについての
ご紹介です。

費用が掛かる

お金

先ほども触れましたが
スクールに通えば
当然お金がかかります。

通学の場合の費用はでは
人によりますが
約10万円~15万円くらいは
かかります。

それだけではなく
模擬試験などの費用なども
別途かかってきます。

また
通学ではなく通信の場合でも
約3万円~10万円くらいはかかるので
独学の場合が
1~2万円程度といわれているので
その差は大きいですね。

通学しなければならない

通信講座ではなく
通学の場合
決められた時間や曜日に
通わなければなりません。

特に
自宅から遠い場合
その時間が
無駄になる場合もあります。

独学ならば
自宅や図書館など
すぐに勉強することができます。

独学で勉強するときの注意点

注意

宅建試験の
勉強をする上での
注意点といえば
メンタルの保ち方です。

特に
独学で勉強していると
不合格になってしまったときに
この勉強時間が
すべて無駄になってしまうのではないか?
という恐怖心が必ず出てきます。

スクールに通っていれば
他の生徒や先生に
相談することも可能ですが
独学というのは孤独です。

しかし
孤独の中でも
冷静に考えることが大切で

「試験に落ちても
努力した事実は消えない」

ということを
意識してみましょう。

あなたの人生の中で

『努力することができた』

という感覚は
必ず生きてくるので
最後まで努力するべきだと思います。

合格するための秘策

合格するための秘策として
家族や友人に
宣言してしまうことを
おすすめします。

実は
目標を宣言すると
目標達成の
確率が高まるとされています。

この効果を
コミットメント効果といい

「誰かに言ってしまった」

という意識が
心理的な効果になり
勉強意欲が高まるそうです。

実際に私は

「1回しか試験を受けない」

と家族や友人に
宣言していました(笑)

今考えてみると
受かったから良かったですが…

でも
周囲に宣言すると
勉強意欲が高まるのは
間違いないのでオススメです!

コミットメント効果について
詳しくはこちらをどうぞ!
心理学では有名なコミットメント効果とは?

宅建の独学での勉強方法は?

勉強

ここからは
宅建で独学で合格するための
勉強方法をご紹介していきます。

注意点として
あくまで個人的な考えになりますので
全ての人に向いている
勉強方法ではありません。

過去問が最重要

宅建勉強では
「参考書」
「予想問題」
「過去問題」など
多くの教材が存在します。

独学で勉強するうえで
多くの教材や問題集を
購入することもいいでしょう。

しかし
独学で
宅建勉強する上で
最重要になるのが
「過去問題」だと
個人的には思っています。

宅建試験を作っている人たちは
国土交通省の公務員や
弁護士・大学教授などが
作成していることをご存知ですか?

ここで気づいてほしいのが
「不動産業に携わっている人」
試験を作っているわけではない
ということです。

つまり
試験作成者が
不動産業の実務を
行っている人ではないので
実務的な知識は必要ないのです。

ですので
宅建試験で問われるのは
不動産業における
「法律の基礎知識」となります。

そして
ここからは個人的な見解ですが
問題作成者も
過去問を参考にして
問題を作る傾向が
あるように感じます。

人間ですから
どこか心理的に

「変な問題は作りたくない」

と思うはずなので
過去問には目を通すはずです。

過去問を参考にして
作る問題だとすると
過去問を多くこなしておけば
有利に働くと思います。

そのため
もちろんテキストを
一通り理解した上での話にはなりますが
過去問を中心に勉強に取り組むと
合格にぐっと近づくでしょう!

そしてもちろん
問題を解いているうちに
答えを覚えてしまいます。

しかし
答えを覚えてしまっても
反復して過去問を解くことを続け
少しづつ
問題の意味を
考えるようにしましょう。

疑問に思ったことを
参考書で調べることで
より問題の内容を
理解することができるのです。

模擬試験や予想問題の結果を重視しない

宅建勉強をしていて
自分の実力が
どの程度まで上がってきているか?
気になると思います。

そんな時
予想問題集を解いてみたり
模擬試験を受けて
合格率を
確かめてみたくなるかもしれません。

たしかに
予想問題集や模擬試験で
自分の実力を確かめるのは
いいことなのですが
結果を重視することは
オススメしません。

例えば
予想問題集をテスト感覚で
解いてみたとして
得点が悪かった場合
落ち込んでしまいますよね。

けれど
実際に実力不足と思うことは
間違いです。

実は
予想問題集は
とても難しく作られている場合が
多いです。

これは
模擬試験も同じ場合が多く
簡単には高得点が取れないように
なっているように感じます。

この原因は
様々ですが
おそらく簡単な問題にして
高得点を取ってしまうと
売上の関係や
模擬試験ならば
スクールの質などのバランスが
関係しているかもしれません。

売上を気にするのであれば
少し難しいひっかけ問題
多くなったりすることも考えられます。

このようなこともあり
模擬試験や予想問題の得点を
気にしすぎることはよくないと思います。

あくまで参考程度で
大切な基礎
反復勉強するべきですね。

また
その反対に
模擬試験で高得点を出したのに
本番で不合格になった人の多くは
模擬試験の
難しい問題に対応するために
勉強範囲を広げすぎて
本番で失敗してしまうそうです。

宅建業法で高得点を狙う

グラフ

宅建試験科目で
一番の問題数を誇るのが
宅建業法です。(20問)

宅建試験は
満点を目指す試験ではなく
合格点を目指す試験となります。

過去の合格点の推測から
36~37点取っていれば
合格できる確率は
かなり高いといえます。

仮に
宅建業法で満点が
取れたとすると
残りの30問で
13問近く間違えることができます。

また
4科目中で
高得点が狙えるのが
宅建業法だけだとも
いわれています。

特に
権利関係(民法)は
非常に難しく
法律問題なので
ある程度4択の運も絡んでくるとさえ
言われているのです。

ですので
宅建の講師さんの
多くが言うように
宅建業法で高得点を狙うことが
合格への近道かもしれません。

基礎を大切に

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何事もそうですが
基礎は大切になってきます。

特に
宅建試験は
勉強範囲がとても広く
全てを勉強して
理解することは困難です。

そのため
受験生の多くが
正解できる基礎問題で
得点をこぼすことが
非常にもったいないといえます。

参考書や
過去問で勉強しているときに
毎年出るような基礎問題は
取りこぼさないように
基礎を忘れないようにしましょう。

特に
勉強範囲を広げすぎて
基礎を忘れてしまう
ようなことのないように
気をつけるべきです。

忘れてはいけないのは
宅建試験では
13問~14問程度は
不正解でもいいということです。

そうなるとやはり
得点しやすい問題は
取りこぼしなく正解したいので
基礎は大切にしていきましょう。

最後に

宅建のスケジュールや
独学勉強について
お話しさせていただきました。

本当に
宅建試験は
人気国家資格
様々な人が毎年受験します。

しかし
世間が思っているほど
簡単な試験ではなく
私の知人では
10回以上不合格に
なっている人もいます。

でも
難しいといっても
私のように
学歴のない人間でも
一発合格できることも事実です。

当たり前ですが
一番大切なことは

『合格するんだ』

という強い気持ちと
コツコツ勉強する
精神力だと思います。

私自身も
合格したことで
自信がついたり
プラスになることは多く
勉強してよかったと思っています。

宅建については
またブログ記事を
書いていこうと思いますので
少しでも参考になったら嬉しいです!

受験生の皆さん
ぜひ頑張ってください!!